木製パレット
確かな品質の木製パレットを
オーダーメイドで
片面使用の二方差し・四方差しから、高い強度と耐久性を誇る両面使用の二方差し・四方差しの木製パレットまで、企業様からのご要望に応じて厳格な品質基準のもと製作いたします。使用環境や積載重量に応じた最適な材質選定と精密な加工を通じて、物流の安全性と効率性を支える確かな品質のパレットをご提供。カスタムサイズや国際規格(ISPM No.15)への対応も万全です。

オーダーメイドの製造例












お客様に選ばれる理由
長年培ってきた職人の確かな技術と自社一貫の製造体制により、高い品質と安定供給を実現しています。お客様の多様な要望に応える柔軟な対応力と、コスト効率を追求した製品づくりで、確かな信頼を築きます。

人の目による徹底した品質管理
人の目による厳しいチェックで、トゲやささくれを防ぎます。自社で熱処理設備を保有し、輸出対応が迅速かつ確実。高品質パレットだけを出荷し、物流を支えます。

経験豊富な職人による独自の加工処理
経験豊富な職人が、木材の特性を活かした独自の加工で最適な強度を実現。ご要望があれば、木製パレットの対荷重の計算も行い、お客様に最適な製品を提供します。

短納期や多ロットの生産にも対応
製材から組立、熱処理まで一貫生産体制により、急な短納期や多ロットの安定生産に柔軟に対応。お客様の計画的な物流を強力にサポートします。

用途に応じた木材の厳選と安定供給
自社熱処理で中国産LVLが不要となりコストダウンを実現。最適な木材を厳選することで、高い品質を維持したまま、安定した供給を可能にします。

環境への取り組み
木材の端材を燃料やリサイクル材として有効活用し、廃棄物の削減を徹底しています。資源を大切に、環境負荷の低減を目指す取り組みを続けています。
木製パレットの自動組み立て
自動組み立て機を導入し、安定した製造能力を確保しています。熟練の技術と機械の連携により、約1分で高品質な木製パレットを1枚完成。圧倒的な生産性と均一な品質をご覧ください。
パレット自動釘打機
自動切断機
パレット自動釘打機
木製パレットの特徴
1
自由なサイズ設計
金型が不要なため、載せるものや倉庫スペースに合わせ、最適なサイズを低コストかつ柔軟に製作できます。

2
優れたコストパフォーマンス
他素材と比べ導入コストが安く、廃棄時もリサイクルしやすく環境負荷が低いため、経済的です。

3
弾力性ある構造で衝撃を吸収し、荷崩れも防止
木材特有の弾力が衝撃を吸収。適度な摩擦で滑りにくく、荷崩れを効果的に防ぎます。

4
部分的な補修で長期間使用可能
破損しても部分的な交換で修理が容易。買い替えが不要で、長く経済的に使えます。

5
温度変化に強く、幅広い環境で使用でき、輸出にも対応
高温・低温に強く結露しにくい。熱処理により、国際輸送(ISPM No.15)にも対応します。

木製パレットの基礎知識
各部の名称


使用する木材兼房で取り扱いしている木材
チリ松、杉、カラ松、ニュージーランド松、米松、米栂、トド松など
主に汎用的なパレットに使用します。容易に加工ができ、比較的軽量でコスト面も安価です。
熱処理がしやすいという特徴もあります。
南洋材全般、国産ナラ、タモなど
針葉樹より強度が高く、機械やお米といった重量が重い積載品に適しています。
ラワン、ポプラ、ユーカリ、中国産LVLなど
軽量で強度が高く、木屑が出にくいため、衛生的です。
熱処理が不要なため、国際輸送に適しており、精密機器や食品に適しています。
加工兼房で対応可能な加工

熱処理
輸出時の国際基準(ISPM No.15)を満たすため、パレット全体を自社設備で加熱処理し、病害虫を防ぎます。

マーキング
製造者情報や熱処理済みの証明として、IPPC(国際植物防疫条約)マークなどを正確に刻印します。

バリ取り
パレットの表面や角のささくれ・トゲを滑らかに処理し、荷物や作業者の安全性を確保します。

R加工
角を丸く削る加工で、パレットや積載物の破損リスクを低減し、作業者の安全に配慮します。

桁くり抜き(えぐり加工)
パレットの桁を部分的に削り、ハンドリフトの差し込みを容易にするための加工です。

ケタ着色
運搬・管理の識別のために、パレットの桁(ケタ)部分を特定の塗料で着色します。
規格
木製パレットには、日本国内で定められているJIS規格と、国際的に通用するISO規格などがあります。これらの規格は、物流の効率化や国際貿易をスムーズに行うために非常に重要です。
規格の木製パレット以外にも、業界や用途に応じて様々なサイズオーダーメイドで製作されており、流通しています。
JIS規格(日本産業規格)
日本国内で最も広く使われている規格です。
JIS Z 0601
プールパレット(パレット専門の事業者の共通規格)の標準規格です。特に1,100mm × 1,100mm × 144mmの「T11型パレット」がその代表で、国内物流で最も普及しています。一貫輸送の効率化を目指し、寸法や品質基準を定めています。
JIS Z 0604
木製平パレットの寸法と品質基準を定めた規格です。7種類の標準寸法が規格されており、安全性・耐久性を保証する強度基準も規定されています。物流現場での互換性と信頼性を確保し、安全な運用を支える重要な役割を担います。
- 1,100mm × 800mm
- 1,100mm × 900mm
- 1,100mm × 1,100mm × 144mm (T11型パレット / イチイチパレット)
- 1,200mm × 800mm
- 1,200mm × 1,000mm
- 1,300mm × 1,100mm
- 1,400mm × 1,100mm
パレット全体の高さは、この差し込み口の高さに天板(デッキボード)などの部材の厚さが加わることで決まりますが、一般的に144mmが標準とされています。
JIS規格では、フォークリフトなどの爪がスムーズに入るよう、75mm以上を確保することが求められています。代表的な差し込み口の高さとしては、75mm、90mm、100mmが挙げられます。特に「イチイチパレット(1,100mm × 1,100mm)」は、その標準的な高さが144mmとされており、日本の物流で最も広く普及しているパレットの高さとして認識されています。
ISO規格
ISO(国際標準化機構)が定めた世界共通のパレット寸法です。国際物流の効率化を目指し、各国で異なるパレットサイズを統一するために策定された規格です。
代表的なものに以下があります。
- 1,200mm × 1,000mm(アジア・ヨーロッパで普及)
- 1,219mm × 1,016mm(北米で普及)
EURパレット(ユーロパレット、またはEPALパレット)
ヨーロッパにおける物流の標準規格として広く利用されている木製パレットです。ヨーロッパの鉄道会社が中心となって規格されており、「EPAL」の刻印が施されています。最も一般的なサイズは 1,200mm × 800mm × 144mm です。
ISPM No.15(国際植物防疫措置第15号)
国際貿易で木製梱包材(パレット含む)を使用する際に、害虫の侵入を防ぐために義務付けられている国際基準です。この基準を満たすために、木製パレットは、熱処理(HT)または臭化メチル処理(MB)を施す必要があります。処理済みのパレットには、IPPCマークが押印されます。
木製パレットの種類と選び方
木製パレットは、その構造や差し込み口の数によって様々な種類に分類されます。用途や物流環境に合わせた適切なパレットを選ぶことで、作業効率の向上、コスト削減、そして荷物の安全確保に繋がります。
デッキボードが片面にあり、積載面が片面だけにある木製パレット。
軽量物 コスト重視

片面使用形二方差し(D2)
フォークリフトの爪を長辺方向からのみ差し込めるシンプルな構造の木製パレット。比較的軽量な荷物の輸送や保管に適しており、比較的安価に製造できます。
製造例





片面使用形四方差し(D4)
フォークリフトの爪がすべての方向(四方)から差し込める木製パレット。
向きを気にせずに作用ができるので、作業効率を重視する現場に向いています。
製造例



デッキボードが両面にあり、積載面が両面だけにある木製パレット。
耐久性 長期使用 重量物

両面使用形二方差し(R2)
上面と下面の両面に積載することができ、長辺方向からのみフォークリフトの爪を差し込むことができる木製パレット。耐久性が高く、繰り返し使用するリターナブルパレットに適しています。また、重量物の積載や多段積みに強い特徴があります。コストは高くはなりますが、長期的に使用できます。

両面使用形四方差し(R4)
上面と下面の両面に積載することができ、四方すべての方向からフォークリフトの爪から差し込める木製パレット。
リターナブルパレットに適しており、重量物の積載や多段積みに強い特徴があります。
向きを気にせずに作業ができるので、倉庫内やトラックの荷台など、限られたスペースでの取り回しが非常に容易です。作業効率を最大限に高めたい場合に適しています。
デッキボードが上面だけにある木製パレット。

単面形二方差し(S2)
JIS Z 0604 などの規格で「スキッド」や「シングルデッキパレット」と呼ばれる木製パレット。地面に接するのが主に数本の桁(ランナー)のみなので、コストが安価です。
軽量なため、ワンウェイ(使い捨て)輸送や輸出用に使われることが多いです。